頑張って司法書士の資格を取っても就職できないのではないか、と不安になる方も多いのではないでしょうか。
わたしも30代で司法書士の資格を取りましたが、
実務の経験もないし、どこか雇ってくれるところはあるかしら…
と1時間くらい悩んだ覚えがあります。
しかし、全く心配いりません。司法書士の資格さえ取得してしまえば、30代だろうが40代だろうが、60代、70代でも就職は可能です。
というわけで、今回の記事では司法書士の就職事情について書いていきたいと思います。
もくじ
若いうちに司法書士の資格を取ったほうが有利か
大学在学中や20代で司法書士の資格を取れればいいに決まっています。
なぜなら人生の選択肢が増えるからです。
若いうちから開業して事務所を経営するもよし、司法書士の資格を生かして企業に就職するもよし、ステップアップとして弁護士を目指してもよし。
若いからこそチャレンジすることができることもあります。
でも若いからなんでも良いということもありません。
若いからこそぶつかる壁もあります。
- 若い司法書士はなめられる
そんなバカな、
と思われるでしょう。しかし、現実はそう甘くはありません。
わたしも30歳で司法書士の資格を取得して仕事をしましたが、たびたび
『先生、お若いですねぇ』
と言われたものです。その言葉の裏には
そんなに若くて大丈夫かこの司法書士
という気持ちが込められています。
少なくともお前よりは法律の知識も経験もあるから大丈夫だこのヤロー
と言ってやりたくなりますが、そこはグッと我慢です。
30歳でそんなこと言われるのですから、20代なら尚更厳しい目で見られることは覚悟しなければいけないと思います。
でも年齢が若くてもしっかり仕事すれば良いのですから、それはあまり気にしないことですね。
社会人が司法書士の資格を取っても就職できるか
平成31年度司法書士試験の合格者の平均年齢はとうとう40歳を超えましたね。
平成31年度司法書士試験の最終結果(法務省のホームページが開きます)
合格者のほとんどが社会人ということになります。
まさか合格者全員が合格後に開業するわけがありません。ほとんどが司法書士事務所に就職することを考えるでしょう。
それで、司法書士試験を合格した社会人が司法書士事務所に果たして就職できるのでしょうか。
できます!
以前にも書きましたが、この業界は資格さえあれば『売り手市場』です。
大きな司法書士事務所は資格者が欲しいのです。
特に、不動産登記を主な仕事としている司法書士事務所は資格者に仕事を行わせたいので、どんな年齢であっても資格者を取りたいと考えています。
実際にわたくしタケさんもいくつかの司法書士事務所に勤めていましたが、どの事務所も司法書士の資格を取った50代、60代の人をバンバン採用していました。
中には定年退職した70代を採用していたこともありますよ
ただし、就職に関してはブラック事務所に気をつけてください。
司法書士事務所にもブラック事務所があります。それを見極めるには下記の記事も参考にしてください。
司法書士の資格があれば40歳以上でも就職できる
一時期よりも司法書士試験の受験者数が減ったと言われていますが、それでも合格するのが難しい試験には変わりありません。
司法書士は難関資格です。
誰もが取れる資格ではありません。
だからこそ、資格を取ってしまえば就職に関して『特別扱いされる』のです。
40代でも50代でも60代でも就職できるのは間違いありません。
特に都市部の大きな事務所、司法書士法人はいつも資格者を募集しています。
ですから、司法書士試験に合格すれば年齢は関係ありません。
これから司法書士を目指そうとしている方、そして試験のために勉強をしている方にとって少しでもわたしの情報が役立てば嬉しいです。
タケさん(@takesanblog)でした。
- 司法書士事務所に就職・転職したい
- 実務経験を積んで独立開業したい
- 資格はないけど司法書士の仕事を経験してみたい
上記のように司法書士事務所に就職したい、あるいは転職したいと考えている方は多いでしょう。
でも、どの司法書士事務所を選ぶかはとても重要なことです。採用された事務所がブラック事務所だったら大変です。
やりたい仕事とは違う仕事をさせられたら時間の無駄になります。
そんな司法書士事務所への就職のミスマッチを防ぐためには…
プロに任せればいいのです。
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