【司法書士試験初学者向け】3年かかったけど働きながら独学で合格した方法

司法書士のタケさん(@takesanblog)です。

司法書士試験には受験資格はありません。大学卒や実務経験が必要ということではなく、誰もが挑戦できる試験です。

司法書士試験についてはこちら(法務省のページ)

そしてひとたび合格しさえすれば、仕事に困って路頭に迷うことはないでしょう。

しかし、かるーい気持ちで手を出すと危険です。勉強すればするほど、

これって合格ゼッタイ無理ジャネ?

というジレンマと戦うことになります。

そして一度でも司法書士試験に挑戦したがゆえに、5年、10年と終わりのない勉強を続けている人を実際に見てきました。

この試験は天才しか合格できない、と思ったこともありました。しかし、それは間違いです。

なぜなら、凡人のわたしが合格できたからです。

この記事では、わたしの受験生時代の経験をもとに

  • 司法書士試験において、独学で勉強すべきか、予備校を使うべきか
  • おススメのテキストはあるのか
  • わたしが実践した独学での勉強方法

についてお伝えしたいと思います。

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タケさん

これから司法書士試験の勉強を始めようとしている方の、ひとつの参考になれば嬉しいです。

独学か予備校かどちらを選ぶべきか

まず、勉強を始めるときに考えることは「予備校に通うべきか」それとも「独学で勉強していくか」ということでしょう。

独学で勉強するにしても予備校に行くにしても、それぞれのメリット・デメリットがあるはずですから、自分に合うスタイルを選べば問題ありません。

独学でも予備校を使っても合格する人は合格するし、できない人はできません。

要は自分に合うか合わないか。それだけのこと。

あえて結論を述べるなら以下のようになります。

判断基準
  • 自分で学習の計画が立てられるコツコツ頑張るタイプの人で、費用を抑えたいなら独学
  • 自分で学習の計画を立てるのが面倒な人で、お金に余裕があるなら予備校

予備校を使うメリット・デメリット

予備校を使うメリットはやはり、

圧倒的な情報量の多さ

でしょう。司法書士試験の分析を何十年としてきているわけですから、どうすれば最短で合格できるかのノウハウは確実に持っていると言えます。

独学で勉強していると、「これくらいの知識で合格できるのか」と不安になることがあります。それは司法書士試験の傾向と対策を分析できていないことからくる不安です。

予備校には司法書士試験のスペシャリストの講師が揃っていますから、試験に合格するうえで必要なことはすべて教えてもらえるでしょう。

デメリットお金がかかることですね。当然ですが。

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タケさん

予備校にもよって違いますが、講座を申し込んだ場合、だいたい50万円から70万円くらい費用がかかりますね。

しかも、それだけのお金を払っても合格が保証されているわけではありません。最後に頑張らなければならないのは自分自身です。

絶対に予備校に払ったお金を無駄にしない、と決意できる人は予備校に行った方がいいでしょう。

それが合格までのモチベーションになるからです。

独学のメリット・デメリット

独学のメリットは、

  • 自分のペースで勉強の予定が立てられる
  • かかる費用はテキストや過去問の書籍代だけ

くらいでしょうか。実際にわたしが独学で実感していたのは上記の2つです。

わたしは働きながら勉強していたので、予備校の授業の予定に合わせることが難しかったこと。そして何よりも予備校にかかるお金が高かったという理由で独学を選びました。

デメリットは、

  • 司法書士試験に対する最新の情報が手に入らない
  • ついつい勉強がだらけてしまうことがある

予備校では法改正や最新の判例などがあると、すぐに情報を教えてくれます。

独学の場合はすべて自分で試験に必要な情報を集めなくてはなりません

また、予備校はカリキュラムが組まれていますので、その予定に従って勉強が進んでいきます。しかし、独学は自分で学習の予定を立てていかなければなりません。

学習計画をキチンと立てて、しっかり勉強していかないといつまで経っても合格レベルに達しない、ということになりかねません。

自分ひとりでコツコツと勉強できるタイプでないと独学は厳しいでしょう。

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タケさん

わたくしも働きながら勉強していたので、計画通りに勉強を進めて行くのが大変でした。

独学におススメなテキストは?

今現在は本当に多くの司法書士試験のためのテキストがありますね。

わたしが勉強していた時期(平成20年代の初めごろ)は選択肢が少なかったです。

わたしが使用していたテキストは、以下のものです。

基本ベースは山本浩司先生のオートマシステムです。

法律初学者にも分かりやすい表現で書いてますので、スラスラと読めるのがわたしには合っていました。

知識を暗記するのではなく、理解して覚えることができるのがこの本の特徴。

「なぜこの法律が制定されたのか」という背景や、身近な分かりやすい例えを使って説明しているので楽しく勉強することができます。

わたしが使ったテキストがなぜ良かったのかを説明すると長くなりそうなので、下記の記事でまとめています。この記事と合わせてご覧ください。

独学の勉強法は過去問中心にすべし

わたしが実践していた勉強法

タイトルでもわかる通り、わたしの司法書士の勉強期間は約3年。

働きながら勉強していたので、専業受験生よりも勉強する時間が限られていました。

時間の制約がある中でいかに効率的に勉強していくかが重要だったのです。

そこで、自分の3年間の勉強の仕方を振り返って良かった点や反省点を考えていきたいと思います。

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タケさん

参考程度に読んでいただければと思います。

テキストを読み込むだけだった1年目

勉強1年目は、前述したオートマシステムのテキストを読むことに専念していました。

知識を暗記するよりも理解することが重要と考えていたので、ひたすらテキストを読むだけのいわゆるインプッ中心の勉強法となっていました。

インプットすることに専念する時期があって悪いわけではありませんが、それを中心としてしまうのは良くありません。テキストを読んでいるだけでは、過去問を完璧に答えられるようにはならないからです。

司法書士試験に限らず、各種試験はあくまでもアウトプットが求められます。与えられた問題にどのように答えるのか、実践力が試されるのです。

司法書士試験の傾向にいち早く慣れておくことは何よりも大切。

ですから、早い時期から過去問中心、アウトプット中心の勉強法に切り替えるべきでした。

過去問も解いてはいましたが、1周やってそれで終わり。

あきらかに過去問の分析が足りていなかったので、試験結果は「択一で足切り」でした。

確か午前も午後も20問とれていなかったと思います。

勉強法は確立できたけど勉強量が足りなかった2年目

一通りの勉強はテキストで終えていたので、2年目は過去問を中心に勉強しました。

過去問をとりあえず最初から最後まで順に解いていきました。

そして自分の知識で確実に答えられる問題に「しるし」をつけておきます。

1周目を終えると「もうやらなくてもいい問題」がわかりますから、2周目は早い期間で終えることができます。

繰り返していくと自分の不得意な分野がわかってきますので、その分野はテキストに戻って理解できるまで勉強します。

2年目は択一試験に関しては上記の方法をずっと繰り返していました。

記述式に関しては、オートマシステムの記述式の不動産登記法、商業登記法を毎日一問ずつ解くことを目標にしていましたが、完璧にするまでにはいかなかったです。

結局勉強量が足りなかったので2年目も択一の足切り。

でも成績は確実に伸びていたので、自分の勉強法は間違っていないという自信も持てました。

覚悟を決めた3年目

独学の3年目となると、モチベーションを保つのが難しくなります。前述したように、

一生受からないんじゃないのか…

という不安が付きまといます。

仕事をしながら勉強していたので、収入はありましたが何よりも勉強のための時間がない。

何よりもこんな生活いつまでも続けられない、と思っていたので

今年ダメだったらもう司法書士はあきらめる

と決意して勉強しました。勉強法は2年目と同じく、

をひたすら繰り返す毎日。

もう二度と勉強したくない、というくらいに勉強した甲斐もあって、3年目にして無事に合格!

午前、午後ともに30問以上、記述式も平均点以上を取ることができました。

独学で合格した経験者の実感

何はともあれ独学3年で無事に合格できましたが、実感としては

できるなら予備校行ったほうがいいよ

っていうのが本音です。

やっぱり最短で合格したいなら予備校のカリキュラムに沿って勉強するのがベスト

これが独学で勉強していたわたしの実感です。

独学も悪くないですが、合格まで時間がかかります。お金をケチって独学を続けるよりも、早く司法書士になって仕事をしたほうが絶対に得です。

でも事情があって独学で挑戦しなければならない人もいるでしょう。

そのような人に少しでも今回の記事が参考になれば嬉しいです。

タケさん(@takesanblog)でした。

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