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2021年の司法書士試験の合格発表がされました
令和3年10月11日に司法書士試験の筆記試験の合格発表がされました。合格されたみなさん本当におめでとうございます。
わたしも試験の合格発表の日は忘れられません。法務局で番号を見つけた時は思わず大声を出してしまい、注目の的となってしまいました。その後は嬉しいというよりも「もう勉強しなくてもいいんだ」という安心感の方が強かったことを覚えています。
しかし、合格後も勉強しなければならないことは変わらないので一生勉強し続けるのですが、試験に合格しなければならないというプレッシャーから解放されたことが大きいですね。
合格後も認定考査、行政書士試験、いまでは予備試験の勉強もしています。実務の勉強や研修も続ける必要もありますので、一生勉強は確定です。
令和3年度司法書士筆記試験の合否判定基準
- 筆記試験合格点 280点満点中208.5点以上
- 午前の部の択一式の基準点 105点中81点以上(27問)
- 午後の部の択一式の基準点 105点中66点以上(22問)
- 記述式の基準点 70点中34.0点
参考までに令和2年度の結果も載せておきます。
- 筆記試験合格点 280点満点中205.5点以上
- 午前の部の択一式の基準点 105点中75点以上(25問)
- 午後の部の択一式の基準点 105点中72点以上(24問)
- 記述式の基準点 70点中32.0点
コロナの影響がある中で大変な試験だったと思います。基準点もかなり低いことを考えると、みなさんそうとう苦戦したことがうかがえますね。
昨年よりも合格点が上がっていますね。ただ、午後の択一がかなり難しかったようです。午後の択一を確実に取りつつ記述式でも点数を取るというところがポイントになりますね。基本的な戦略は昔と変わっていません。
今年は基準点を全て突破しても合計点は181点なので、合格点に届くまでの上乗せ点は27.5点必要ということです。
記述式を基準点ギリギリで考えるなら、択一で基準点より10問多く取る必要があります。そうするとやはり択一は午前、午後ともに30問の正解を狙うのが正攻法でしょう。よっぽど記述に自信がある人は記述を50点くらい取れれば択一の上乗せは3、4問でいいので午前、午後ともに28問の正解でも合格が狙えます。
どちらかと言えば、わたしは択一で逃げ切りタイプでしたので午前午後の択一で30問を狙って学習していきました。そうとう択一の精度を上げる必要がありますが、記述式の点数は不安定で幅が大きいので、やはり択一逃げ切りを狙う方がベターではないかと思います。
司法書士試験の勉強について
司法書士の試験はかなりの難関資格ですが、正しい勉強をすれば短期合格も可能です。
わたしが現役の時にしていた勉強法については以下の記事で書いていますのでご覧いただき、参考になれば嬉しいです。
【司法書士試験初学者向け】3年かかって働きながら独学で合格した者が、予備校と独学のメリットとデメリットを比較してみたなお、わたしは独学で合格していますが独学を勧めてはいません。自分の環境が許すなら予備校使った方が効率的ですよ。
タケさん(@takesanblog)でした。